9月1日からスタートしました、竹尾見本帖 at Itoya イベントスペース「紙と製本」を見てまいりました。弊社も少しだけお手伝いしております。
今年6月にグランドオープンしたばかりの銀座・伊東屋。7階には「竹尾見本帖 at Itoya」が入りました。そのイベントスペースでの開催です。
和綴じ本、上製本、夫婦箱、秩、特装合本、スリップケース、蛇腹折り、フランス装など。様々な製本仕様の作品を見ることができます。美篶堂さんのノートも販売。ひとつめの写真の作品は売ってました(!)。竹尾さんの九十周年記念のときの出版物なのだそうです。
みなさんの身近な存在である、本。
それを形にする(綴じる)ことを「製本」といいますが、実際はどんな作業なのでしょう。それを解説してくれるのがこのパネルです。表紙と中身をバラバラにしたサンプル付き(下に並んでいるグレーのもの)。ちょっとはイメージが湧きますか?ね?
うーん、分かるような分からないような。実際の作業工程のね、イメージが掴めない! そんな感想ではないでしょうか(笑)。製本とはなかなかに複雑なものです。
そこでお役に立てると思われますのが、こちら!
おや、なにか観てますね。
この度、弊社より一冊の本ができるまでの工場内製造工程を映像で提供させていただきました。撮影してくださったのは新潮社写真部様。先日発売された「村上さんのところ」という並製本のラインをメインに、上製本、手作り製本、箔押しの工程も少しずつご紹介しております。なかなか見応えがあると思います。
ということで、銀座へ遊びに行く際にはぜひ、銀座・伊東屋にもお立ち寄りください。神保町や青山とはまた違う、「竹尾見本帖 at Itoya」の新鮮な様子も必見です!
イベント会期は10月31日(土)まで。詳細はこちらをご参照ください。
http://www.takeo.co.jp/news/detail/001238.html