本と人との新しい出合いの場として、「本のフェス」というイベントが初回を迎えました。
イベントの概要がこちらから http://www.cpfine.com/honnofes.html
場所は京都造形芸術大学の外苑キャンパス。
平日の昼にも関わらず、たくさんの人たちが集まっていました。
正門を入って早々、怪しげな本棚に遭遇。
ひとり お籠もり読書空間「厨子本棚」だそうです。
内側からの風景はこんな感じ。
本の背が迫ってきます。
すごい狭いのに、すごく落ち着く!
厨子本棚から解放されるやいなや、
目の前に見えるは文禄堂荻窪店さんのBook Route!
噂の移動式本屋。現物を見たのは初めてだったので、しばし閲覧。
まだ正門入ってすぐなのに見応えがあって進まない感満載。たいへんだ。
B&Bブースや駅弁本屋の皆様を横目に見ながら建物内へ。
ときめきの本の雑誌商店街をさっと流して(本当はもっとじっくり見たかった!)、
目的地はここです。百書店の本屋祭!
全国の本屋さんから「もし自分の店で10冊だけ本を売るなら」をテーマに集まった
気鋭の本たち。なんだかより輝いて見えますね。
弊社で製本した本もたくさんありました。嬉しいです。
本を届けたい人たちの気持ちがていねいに伝わる場所でした。
同じ本を買うのでも、場所によってその買われ方はまったく異なります。
おかげさまでとても充実した買い物(散財)となりました。
休憩はエア本屋いか文庫主催、食堂いか文庫で。
おしながきから注文をすると、いか文庫スタッフが駆け寄って来てくださり、
おつまみにちなんだ本の一節を朗読していただけるというサービス。
おつまみの写真をじっと見つめながら朗読を聞いていると、
エアで食べたような気持ちになり、終わると「ごちそうさまでした」と言ってしまう、
そんな食堂。ついでに朗読していただいた本も買えました。
初回の手探り感もありながら、とても誠意あるイベントだったと思います。
継続は力なり。また次回も開催されますよう、楽しみにしています。
本屋じゃないけど、駅弁本屋やりたい!!